「ドローン」の名前の由来とは?

ドローンの名前の由来には諸説ありますが・・・

一つは軍事用に開発された遠隔操作の無人航空機

こちらは第一次世界大戦の頃には開発が進められていたのですが、耐久射撃訓練の標的用として、地上から遠隔操作の出来る無人航空機がイギリスで開発され、その標的機がQueen Bee(女王バチ)と呼ばれておりました。

それにならい、また初代の無人航空機に敬意を表してその後開発された無人標的機が「Target Drone」と呼ばれるようになったとのことです。

元々「Drone」には女王バチに仕える「雄バチ」という意味があるのです。

また、もう一つの由来として現在ドローンとして広く認知されているプロペラ型ドローンの飛行音がハチの羽音に似ている。
ということがあります。
英語でいう「Drone」の意味にはハチの羽音のような「ブーン…」という連続する低温の事を指す意味があるのです。

歴史からいうと「Target Drone」が最初のようにも思えますが、羽音の「Drone」が有力ともいわれております。
実際英語の「Drone」にはこれら両方の意味があり、どちらも正解とも言えそうですね。

ちなみに、「ドローン」の名称が一般化する前には無人航空機は「UAV(Unmanned Aerial Vehicles)」と呼ばれておりました。

現在も「Drone」「UAV」どちらの呼び名も使われておりますが、アメリカでは「UAV」というと民間用のドローンではなく軍事用の無人航空機をさすことが多いようです。