広島県江田島市でドローンで医薬品を運ぶ実証実験が行われました。

この実証実験はオンライン診療をうけた患者などに医薬品をドローンで届けるというもので、全国で調剤薬局を展開するクオールホールディングスなどと江田島市が連携してスタートしました。

住民のおよそ半分が高齢者という江田島市では4年前の西日本豪雨で土砂崩れが発生。
一本道が多い島の特性上、通行止めになると迂回しなければいけません。

災害時をはじめとした高齢化や過疎化が進む地域のこうした課題をドローンで解消するのが狙いです。

薬局の近くから飛び立ったドローンはプログラミングされたルートを自動飛行し、8キロ離れた広場に約15分で到着。自宅で待つ住民に無事、薬が届けられました。

クオールホールディングスは今年中の実用化を目指しているということです